勤務先・働く場から考える
このサイトの「探し方(Method)」ページでは、職業紹介・直接応募・スカウト・派遣・単発・ハローワークなど、求人へどうアクセスするかを整理しています。このページでは、それとは別に、どのような場所・領域で働くかという軸から考えます。
ここで挙げる区分は、優劣を比べるランキングではありません。特に在宅医療は、薬局・病院と並ぶ独立した勤務先の種類ではなく、薬局等が提供する業務の一つとして扱います。
勤務先を「探し方」とは別の軸で考える
このサイトの「探し方(Method)」ページでは、職業紹介・直接応募・スカウト・派遣・単発・ハローワークなど、求人へどうアクセスするかを整理しています。
このページでは、それとは別に、どのような場所・領域で働くかという軸から考えます。同じ探し方でも、選べる勤務先は複数あります。
薬局(調剤薬局・ドラッグストアの調剤カウンターを含む)
薬剤師の勤務先として最も多いのが薬局です。厚生労働省の統計では、薬局に従事する薬剤師が薬剤師全体の約6割を占めています(令和6年時点)。
処方箋に基づく調剤を行う「調剤薬局」だけでなく、ドラッグストアの調剤カウンターも、薬機法上は「薬局」として扱われます。そのため、統計上はドラッグストアの調剤業務もこの「薬局」に含まれます。
一方、求人サイトやサービスでは「薬局」「ドラッグストア」を別のカテゴリとして案内していることも多く、実際にはOTC医薬品・日用品販売の比重や、勤務時間・シフトの組み方などに違いが見られます。
「薬局」という名称だけで一つの働き方に決めず、個別の求人でどのような業務が中心かを確認します。
病院・診療所
病院・診療所に従事する薬剤師は、薬剤師全体の約2割です(令和6年時点、病院が約17.5%、診療所が約1.7%)。
病院では、入院患者への調剤・注射薬の管理・病棟業務・他職種との連携など、薬局とは異なる業務が中心になります。診療所(クリニック)に勤務する薬剤師は、病院に比べて少数です。
求人を見るときは、病院か診療所か、どのような規模・診療科の施設かを確認します。病院等では、派遣という働き方に制度上の制限がある場合もあります。
医薬品関係企業
製薬会社などの医薬品関係企業で働く道もあります。ただし、企業の職種の中には、薬剤師資格を必須としないものも含まれるため、注意して確認します。
たとえば、医薬情報担当者(MR)は、薬剤師資格を持つ人だけの職種ではありません。研究、品質管理、安全性情報、薬事、臨床開発など、企業内には複数の職種があり、業務内容は企業によって異なります。
企業で働く場合は、薬剤師資格がその職務にどう関わるかを、求人ごとに確認します。
在宅医療という業務領域について
「在宅医療」は、独立した勤務先の種類ではなく、薬局や医療機関が提供する業務・サービスの一つです。通院が難しい患者の自宅等を訪問し、服薬管理や薬剤の説明などを行います。
在宅医療に関わる薬剤師の多くは、薬局または病院に所属し、その業務の一部として在宅対応を行っています。「在宅医療という業種に就職する」という形とは異なります。
在宅対応の有無や体制は、求人・事業所ごとに大きく異なります。関心がある場合は、個別の求人・事業所で在宅対応の実績や体制を確認します。
勤務先を比較するときに確認したいこと
勤務先を比較するときは、「良い・悪い」ではなく、次のような点を確認します。
- 主な役割・業務内容
- 患者・利用者との関わり方
- 勤務形態・シフトの組まれ方
- 必要な経験・資格
- 対応する探し方(Method)
「どちらが優れているか」ではなく、自分に合った関わり方を確認することが重要です。
対応する探し方を確認する
どの勤務先に関心があっても、求人へのアクセス方法(探し方)は別に選べます。
みちさき案内(薬剤師)