子どもに関わるリハビリ職
子どもの発達や障害に関わる支援では、身体の動き、遊び、身の回りの生活、学習、コミュニケーション、食事など、日常のさまざまな活動が対象になります。
年齢や発達段階によって必要な支援は異なり、家族、医師、看護師、保育士、児童指導員、教員などとの連携が重要になる場面もあります。
PT・OT・STそれぞれに専門性がありますが、同じ子どもに複数職種が関わる場合もあります。
医療の場で子どもを支える
小児医療では、病院、診療所、リハビリテーションセンターなどでPT・OT・STが関わる場合があります。
理学療法士については、日本理学療法士協会の小児向けハンドブックで、新生児集中治療室(NICU)、児童発達支援、特別支援教育、通常学級など幅広い関わりが紹介されています。
医療機関の求人では、「小児」という表示だけでなく、対象疾患・年齢、外来・入院、発達支援との連携などを確認します。
児童発達支援・放課後等デイサービスで働く
障害児福祉の領域には、児童発達支援や放課後等デイサービスなどがあります。
PT・OT・STが専門職として支援に関わる施設・事業所があり、PT・OT・STが専門職として支援に関わる事業所があります。ただし、すべての事業所に3職種が配置されているわけではありません。
求人では、主な対象年齢、支援方針、個別支援と集団支援の体制、他職種との連携、専門職の人数などを確認します。
教育の場との関わり
小児・発達支援は福祉だけでなく教育にも広がります。
日本作業療法士協会は、特別支援教育における作業療法について公式マニュアルを作成し、学校での関わり方や支援モデルを整理しています。日本言語聴覚士協会も、言語聴覚士の活動場所として小中学校、特別支援学校などを挙げています。
日本理学療法士協会の小児ハンドブックにも、特別支援教育や通常学級での関わりが掲載されています。
ただし、学校での勤務形態や関与方法は一様ではありません。「学校で常勤PT・OT・STとして働く」という形だけを想定せず、求人や事業ごとの仕組みを確認します。
小児・発達支援でのPT・OT・ST
PT
姿勢、移動、身体の使い方など、運動発達や基本動作を中心に支援します。日常生活や遊び、学校生活への参加を見据える場面もあります。
OT
遊び、身の回りの生活、学習、感覚・認知などを含め、子どもが日々行う活動への参加を支えます。教育環境での支援に関わることもあります。
ST
ことばの発達、コミュニケーション、聴覚、発音、摂食・嚥下などに関わります。児童発達支援、放課後等デイサービス、学校・特別支援学校なども活動の場として示されています。
この整理は役割を完全に線引きするためのものではありません。実際の支援内容は対象となる子どもと勤務先の体制によって異なります。
求人で確認したいこと
- 医療、児童福祉、教育など勤務先の分野
- 主な対象年齢
- 主な障害・発達上の課題
- PT・OT・STそれぞれの在籍状況
- 同職種の人数
- 個別支援・集団支援の割合や考え方
- 家族支援への関わり
- 保育士・児童指導員・教員等との連携
- 支援計画や記録の体制
- 送迎など付随業務の有無
- 教育・相談体制
「小児分野なら○○資格が中心」と一律に決めず、実際の支援内容と職種構成を確認します。
小児・発達支援の仕事を探す
リハビリ職専門の求人サービスだけでなく、医療・福祉全般を扱う求人サイト、事業所・法人の公式採用情報、ハローワークなどにも求人があります。
求人検索では「小児」「児童発達支援」「放課後等デイサービス」など複数の言葉が使われます。求人サービスごとにカテゴリーの切り方も異なるため、検索条件だけでなく求人本文を確認します。